一緒に学んでいきましょう
高校卒業後の進路は大きく分けて二つあります。
第一に、進学です。普通科に所属する多くの学生が進学を選択することになります。進学先となる学校には、四年制大学や短期大学、専門学校など、様々な種類が存在しています。学生は、自分の学力や将来志望する職業に合わせて、進学する大学を決定することとなります。
また、経済的な面も進学先を決定する重要な材料となります。特に、四年制大学に関しては、私立か国公立かという点や学部学科によって、授業料、入学金が大きく異なる場合があり、経済的に自立することが難しい学生は、保護者と相談して進学先を決定します。
第二に、就職があります。就職の対象となる学生は、商業科や工業科といった実業系の学校に所属している生徒や普通科に所属する生徒の中で、学力の面や経済的な面を考慮した際、進学が困難な生徒などが該当します。
四年制大学からの就職と比較すると、就職先は限られている場合が多く、専攻の面でも不利となることがあります。また、給与や社会的地位の点において困難を抱える場合もあります。例外として、高等専門学校に所属している学生は、就職に関して有利な場合が多いです。
多くの学生は、進学と就職のメリット、デメリットをそれぞれ考慮し、決断を下すこととなります。高校卒業後の進路決定は、その後の人生に大きな影響を与える岐路となります。大事な選択となりますので、後悔しないよう良く考えて選択しましょう。